玄関を入ると、まず木の心地良い香りがする。床から天井まで無垢のパイン材をふんだんに使った、
木のやわらかな質感が印象的な家だ。
「とにかく暖かく、ぬくもりのある木の家にしたかった」という希望がご夫婦には当初からあったのだが、
モデルハウスを見た時まさに理想とピッタリの家だったとのこと。実際、木の肌ざわりのあたたかさはもちろん、
高気密・外断熱工法による高品質な居住性能のため「冬だということを忘れる」位、全室内暖かい家になっている。
左: リビングからの吹き抜けが、とても開放的。照明はインテリアとしてもオシャレな特注の提灯。
右: 空気を汚すことなく、室内をじんわりと暖めるパネルヒーター。
ダイニング&キッチン。作業性や収納に優れた独立型キッチンだが、ダイニングとの間にオープンカウンターが あるので、料理を出したり後片付けもラクラク。
キッチンは黒とステンレスで統一。料理好きな、ご主人こだわりのプロ仕様。
「隠れ家のような地下室が欲しかった」という昔からの想いが実現したのも、地下室住宅のノウハウを持つ
ミツヤジーホームならでは。また、奥様たっての希望で「家事室」を設置。
選択・感想・アイロンがけなどが一ヶ所で作業できる、とても機能的な空間になっている。
家づくりの際の希望が随所でかなったこの建物は、自然素材の木の安らぎを感じつつ、快適に生活することができる
住まいとなっている。
左: 玄関正面の丸窓。リビングからの光がやさしくもれる。
右上: 吹き抜けの2階からは、リビングが見渡せる。
右下: 窓からの光が美しいシンプルな外観デザイン。
自分の頭の中のちょっとクセのある家づくりへの断片的なイメージが設計士さんとの打ち合わせ
の中でひとつの家として出来上がっていく過程は、打合わせ場所への片道1時間半かかる道のりも
苦にさせないくらい楽しいものでした。
そのせいかもうすぐ完成という時期には、喜びと妙な寂しさが半々でしたが、住み始めてからは思いがけない
使い方が発見できたり、レイアウトもイメージと変わったりするといった楽しみがありました。
今は家が自分達と共に変化していく姿が楽しみです。
木目と塗り壁の青色のコンビネーションが、安曇野の澄んだ青空に映える。年月と共に変化していく外観を楽しんでいただく工夫も。
左: 遮音性に優れた地下室。「ホームシアターとして楽しみたいんです」とは奥様の談。半地下構造なので窓からの採光が可能。
右: 地下室には畳敷きのスペースも設置。客間としても利用できる。
<左:家事室> 洗濯からアイロンがけまで全て行うことができる。奥様大満足のスペース。
<右:ロフト> 将来の子供部屋の上にあるロフト。元々屋根裏の予定だったが、もったいなくてロフトにしてしまった。天井仕上げがなくてもOKの外断熱だからこその空間。