家をつくること、リフォームすることを考える時、成功への第一歩は最新の情報収集や学習です。
でも、どうやって… という難問に、優しく応えてくれるのが柳屋建設の「おうちとしょかん」。
美しい庭を望み、お家でくつろぐような感覚の心地よいスペースで、家づくりやリフォーム、ガーデニングや風水の本を、
一般書から専門書まで自由に読むことも、また無料で借りることもできます。
しかもこの素敵なスペースは、各種講座やイベント会場としても利用できるのですから、とりあえず家づくりの予定の有無にかかわらず、気軽に立ち寄ってみてはいかがでしょう。
瑞々しい木立に囲まれた柳屋建設の社屋に隣接する「おうちとしょかん」に入ると、「磯野家」や「夏目漱石が暮らしていた伝統的な日本家屋」などの精巧な家のミニチュア模型が目に入ります。柳屋建設が家づくりで大切にしている「家族の和」を象徴するもの。昭和の家族像を温かく描いた漫画「サザエさん」の家庭や昭和の文豪の家族に思いを馳せながらの、美術館や博物館にあるような特注の模型は必見です。
次に注目したいのが、全面ガラス張りの開放的な窓から見える中庭です。この中庭を含む庭園全体は、庭園デザインで有名な「グランスケープ」のグランドスケープ・デザイナー、館林康行さんの手によるもの。建設業として創業87年、前身の材木会社を含めると100年以上の社歴をもつ企業ならではの古い蔵や旧家屋が、新旧の庭の木々と調和良く並び、目の保養にももちろんガーデニングの参考にも必見でしょう。四季折々の木々の変化を楽しめるので、訪れるたびに違った趣を味わうことができるはずです。
この庭を望むテーブル席で、一般図書の他、とても充実した建築関係の雑誌や本を自由に見ることができますので、最新の建築デザインや素材、流行を知るのに最適。館林さんの登場する本もあって、ガーデニングの参考にもうってつけのコーナーです。貸し出しも可能。借りたからといって柳屋建設に義理が生じる心配はありませんからお気軽にどうぞ、とのこと。
そして「おうちとしょかん」のもうひとつの顔がカルチャースクール。ステンドグラス、ビーズアクセサリー、ヨガ、絵本の読み聞かせなどなど、毎月多彩な講座が組まれています。教えたい、習いたい、という希望があったら常駐の館長さんへ。
企画展のスペースでも、昭和の懐かしいお菓子展示販売、懐かしいおもちゃ展や家族の写真展など楽しい企画がいっぱいです。とにかく気軽に利用して欲しいという柳屋建設の方針ですから、住まいや家づくりに関する情報収集はもちろん、散歩のついでに立ち寄ったり、小さなお子さん連れの気分転換に飛び出す絵本で遊んだり、静かにゆっくり読書など、自由にお楽しみください。
取材協力
柳屋建設株式会社
石井 宏幸さん
長野市上田中央2-12-17